『ATWATER KENT製7球真空管ラジオ、シャーシモデルMODEL55C、動作します。』はセカイモンで671f187から出品され、462の入札を集めて02月22日 13時 1分に、12000円で落札されました。即決価格は12000円でした。決済方法はに対応。北海道からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
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ATWATER KENTの製品の特徴はケースに組み込んだ完成品と、シャーシだけのシャーシモデルの両方を製造していた事です。
シャーシモデルはシャーシとケースが別売となっていて、ユーザーは好みのケースと組み合わる事が出来、テーブルトップのラジオにする事も、床置きのコンソール型のラジオにも出来ました。
また、家具メーカーなどが自社製品に組み込み、オリジナル品としても販売される事もありました。
このラジオは20年位前に、フィラデルフィアのアンティークショップで売られているのを見つけ衝動的に購入した物です。
購入はしたものの日本への輸送が面倒で、飛行機の客席内持ち込み手荷物として持ち帰った思い出深いラジオです。
製造後約100年経過していますが受診可能で、博物館で展示されても不思議では無い位と思います。
非常に思いで深いラジオですが、そろそろ終活を考える年齢となり出品しました。
完成品MODEL55の例
ラジオ受信機 ATWATER KENT Model 55 電気通信大学第2展示室
リンクがURLエラーになる場合、コチラ↓↓をコピペでアクセス
https://www.museum.uec.ac.jp/database/sf/sf800/s815.html
シャーシモデルMODEL55Cの例、キールテーブルラジオ
Atwater Kent Model 55C Radio in Kiel Table (1929)
リンクがURLエラーになる場合、コチラ↓↓をコピペでアクセス
https://www.tuberadioland.com/atwaterKentKiel55_main.html
MODEL55/MODEL55Cの製造は1929年とされ、製造後約100年という事になります。
1929年に販売が開始されたばかりの高周波用4極管の224や、直熱3極出力管の245が採用され、当時としては最先端の高級ラジオでした。
構成としては7球で
高周波増幅(224)~高周波増幅(224)~プレート検波(227)~位相反転(227)~A級プッシュプル(245、2本)~整流(280)
高周波増幅2段、プレート検波、位相反転、プッシュプルパワーアンプとなっています。
アンテナ端子はロングとショートの2つがあり、アンテナにより選択します。
パネルの3箇のツマミは中央がチューニング、右側がボリューム、左側が感度の切り替えになっています。
チューニング機構はかなり複雑で、独立した3箇のバリコンが金属ベルトで連動して動きます。
中央のバリコンにダイヤルスケールの円板が取り付けられていて、円盤の一部が歯車状になっていて、チューニングツマミのシャフトに巻かれたゴムに食い込んでいます。
チューニングツマミを回すと、シャフトのゴムとダイヤルスケール板の歯車を介してバリコンが回転し、更に取り付けられたプーリーと金属ベルトを介して残り2つのバリコンが連動して回転します。
右側のツマミはボリュームで、今では考えられない大きなボリュームが使われていて、ほとんどガリが無いのは驚きです。
左側のツマミは感度切り替えで、1段目と2段目の高周波増幅管のコイルの結合度を変えています。
これはアメリカの場合、ラジオ放送初期にも係わらず大出力の放送局が有ったためで、過大入力で音が歪む場合に感度を下げる為です。
日本で使う場合は右側に回して使います。
電源回路は280を使った両波整流で、当時大容量のコンデンサを作りにくく、整流用のコンデンサは2uF程度しか無い代わりに、コイルが2段となっています。
このLC2段のフィルターは効果が大きく、現在のハイファイスピーカーシステムをつないでもハム音が確認できません。
実際に現在のハイファイスピーカーシステムをつないで受信してみると、AMラジオとしては高音質でとても約100年前のラジオとは思えない位で、その当時のATWATER KENTの技術力の高さを示しています。
全体の構成として、電源トランス、整流用チョークコイル、インターステージトランス、出力トランスとトランス類が4箇有り、トランスの塊の様な造りになっていて、重量も約18kgとかなりヘビーです。
シャーシは厚みの有る鉄板で作られ、メッキしてありますがサビは少なく、塗装も経年劣化は有るものの剥がれ等は無く、非常に丁寧な仕上げとなっていて、高級ラジオメーカーとしてのこだわりを感じます。
なおATWATER KENTは高音質にこだわりスーパーヘテロダインに出遅れたため、1940年代に破綻してしまいました。
特記事項
1.真空管は取り外して発送しますが、ソケットがシャーシの裏側に落とし込んで有るため、真空管の取り付けはしっかり差し込んで下さい。
差し込みが緩かったり傾いていると接触不要となります。
2.購入当時より電源スイッチが不良で電源が入らず、配線がスイッチの所で直結されているため常時電源オンの状態です。
修理を試みましたが、入手可能なトグルスイッチで取り付け部のネジ径が12mmのスイッチは幅が広く、シャーシを通せないため修理を断念しています。
シャーシの穴をヤスリで拡張すれば交換可能ですが、本体に手を付けたくないのでそのままにしています。
3.元々は必要な磁気をコイルで作るフィールドコイル型ダイナミックスピーカーが使える様に、UXコネクターを介して4線でスピーカーが接続される様になっていました。
購入時にはこの部分が改造されていて、現在のパーマネントダイナミックスピーカー用に変更されています。
UXコネクターから直接引き出されている2本の黒いケーブルにスピーカーをつないで下さい。
4.中古管ですがリペアパーツとして集めた、227(2本)、224(2本)、245(2本)、280(1本)をお付けします。
5.メンテナンスに必要な回路図、配置図等のPDFファイルをおつけします。
6.7球式ですがプレート検波のストレート受信機のため、感度は5球スーパーと比べると劣ります。
ある程度の長さのワイヤーアンテナが必要で、ロングアンテナとショートアンテナの端子が有るので、感度の良い方を使って下さい。
アースは電源ラインがアースとして働くため不要です。