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＜能登の暴れん坊、アニソンバーを開くまで・・・＞　ブルーグリーン系トルマリン　１．５７ｃｔ　＊約７．５ｘ５．５ｘ４．０ｍｍ

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『＜能登の暴れん坊、アニソンバーを開くまで・・・＞　ブルーグリーン系トルマリン　１．５７ｃｔ　＊約７．５ｘ５．５ｘ４．０ｍｍ』はセカイモンでf8c1655から出品され、299の入札を集めて01月11日 13時 1分に、18810円で落札されました。即決価格は18810円でした。決済方法はに対応。大阪府からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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今を遡（さかのぼ）る事、４０年以上前、能登半島に、玉（たま）のような男の子が生まれました。体は細くて小柄ですが、唐獅子（からじし）が乗り移ったんじゃないかと思える程の「暴れん坊」で、小学校時代は喧嘩に明け暮れ、地元では札付きの不良として名前が売れていました。地元小学校から地元中学校に上がる前、小学６年生は担任に連れられて中学校を見学に行くのですが、その際、体育館で体育座りをしながら説明を聞いていると、その中学校の校長先生が、「お前か？噂の悪ガキは・・・」とわざわざ言いに来たそうです。小学校から事前に連絡が入っていたのでしょう・・・・・（笑）。まさに札付きです。

そんな悪目立ちしていた彼に、中学校の入学式で事件が起こります。な、な、なんと、下駄箱から自分の靴を取ったら、中に画びょうがいっぱい入っていたのです。彼は、その犯人に思い当たる節があったので、画びょうが入ったまま靴を履き、一学年上のそいつをボコボコに殴り倒したそうです。彼曰（いは）く、もしも画びょうを取り除いて靴を履いたら、そいつに負けた事になるので、画びょうが入ったまま靴を履き、刺さった状態で戦ったそうです。漢（おとこ）だなあ・・・・・（笑）。ただ、その結果、入学式早々、校長室に連れていかれ、こっぴどく説教を食らう事になりました。そこで、彼は、靴を脱ぎ、画びょうの刺さった足を校長に見せ、「これでもやり返したらあかんのか・・・・・」と言葉を投げつけました。すると、校長は、黙りこくってしまったそうです（笑）。

こんな気性の男ですので、地元の暴走族からスカウトされたみたいですが、群れるのが嫌いだった為、不良グループには入らなかったそうです。また、剣道部に属し、県内でトップランクの選手だった為、剣道に差し支えるという理由で、タバコもシンナーも吸いませんでした。ちなみに、彼の家は母のわずかな収入しかなく貧しかった為、お小遣いはゼロでした。それに、おやつはいつも「油で揚げた、食パンの耳」だったそうです。「ポテトチップス」なんて夢のまた夢でした。そんな境遇もあり、ついつい、スーパーで「ビックリマンチョコ」を万引きしてしまった事はありましたが、弱い者いじめをしたり、カツアゲをしたりは無かったようです。

結局、彼は、剣道のスポーツ推薦で高校に行き、そして、高校卒業後は、介護系の専門学校に４年間行きました。ただ、働きたくなかったみたいで、卒業後は、金髪のロングヘアーをなびかせ、遊び人として暮らしていこうと考えていました。そんなある日、たまたま日本に戻っていたマドロス（船乗り・年に２回だけ帰国）の父親から、「一緒にパチンコに行かないか・・・・・？」と誘われ、車に乗ったら、車の後ろに、背広、ワイシャツ、ネクタイが用意されていて、それらに着替えさせられました。金髪のロン毛は、ゴムで後ろに束ね、背広の中に押し込められたようです。果たして、どこに連れていかれるのかと思いきや、「介護職の公務員の採用試験会場」に連れていかれたのです。競争率は、１４倍の難関です。後に分かるのですが、彼の学科試験の結果は、０点だったそうです。と、と、ところが、小論文試験と面接試験だけで、彼は、倍率１４倍の難関を通り抜け、見事、合格してしまうのです。

小論文では、「そもそも介護は、どうあるべきか」というテーマが出題されました。彼は、「介護職なんて必要ない。そして、介護施設も必要ない。本来、家族が温かく世話をするべきだ。ただ、どうしても諸事情で介護施設の世話になりたい時もあるので、その時は、職員が、本当の家族のような感じで親身にサポートすればいいと思います・・・・・」と、そんな内容で書いて、高評価を得たようです。また、面接も、受験マニュアル的な答えではなく、その場その場で腕組みをしながら自分で考え意見を述べたのが、高評価につながったみたいです。

彼は、桜咲く４月から介護系の公務員として働きだしました。一生懸命頑張ったようです。しかし、忙しすぎて、イライラしていたのでしょうか。もう少しで３年目を迎えようとしていた、ある日、所長から、金髪とパーマについてネチネチと文句を言われ、それがきっかけとなり、積もり積もったイライラが爆発してしまったのです。な、な、なんと、彼は、所長の事務机に土足で飛び乗ったかと思うと、股を広げて「うんこ座り（ヤンキー座り）」になり、所長のネクタイをつかみ上げました。そして、所長の目をギュッとにらみ付け、「おい、髪の毛が介護の仕事をするんかい・・・・・？」と、ドスの利いた声で凄（すご）んだのです。そんな事もあり、彼は３年で公務員の地位を捨てる事になったのです。

その後、しばらくは、繁華街のスナックで連日、飲み歩いていましたが、とあるスナックのママさんから、「毎日、仕事もせんで、ぶらぶらしてるんやったら、うちのスナックでアルバイトでもしたらどうか・・・？」と勧められ、その店でアルバイトをするようになりました。そこで、接客や酒の作り方など、色々と教えてもらい、最終的に彼は、自分のスナックの店（普通のスナックの店）を持つようになります。３０代前半の時でした。しかし、なかなか経営が上手く行かず、どうしようかと思い、３年前に業態を「アニソン（アニメソング）系のスナック」に変えたら、奇跡が起こります。不況であろうと、コロナであろうと、そんな事お構いなしでオタク系の客が安定的に来るようになり、今の経営基盤が築けたようです。ただし、今まで、アニメとはほぼ無縁の生活を送っていたので、アニメの事が全然わからず、オープンから３年間は、アニメの事を連日、猛勉強したそうです。不良少年、いや、不良中年が、「職業的アニメオタク」に・・・・・（笑）。「読書」ならぬ「読漫」は、一日８時間に及んだそうです（笑）。その結果、今では、「世界名作劇場などのクラッシックアニメ」から、「我々の世代には全く分からない、最近の多種多様なアニメ」まで、全て分かるようになったそうです。凄い・・・・・（驚）。「２０歳前後の、相当、アニメに詳しい少女」よりも、さらに、アニメに詳しくなったと仰っていました（笑）。サンデーモーニングの大沢親分じゃないですが、「あっぱれ・・・・・」をプレゼントしたいと思います（笑）。

さて、今回、皆様にご紹介する商品ですが、珍しい青緑色のトルマリンです。トルマリン全体的には、非常に数が少ない色です。たまに中古品で同色の出る事もありますが、そういうのは、「インクルージョンのあるB級品（パライバやルベライトと違い、この色は、インクルージョン無しが通常）」や「小さな欠けのあるもの（１ct当たり３６００円込の再研磨料金および往復の宅配便代が必要」、あるいは、「暗い感じで、青緑の光彩が僅少なもの」がほぼ全てです。当商品は、インクルージョンや小傷もなく、また、写真写りは悪いですが、青緑の光彩もしっかり出ます。あっぱれです。